2014年12月26日金曜日

平成26年度の教育旅行等の受入人数が発表になったようですね。



(気仙沼市魚市場屋上より撮影)


皆さんこんにちは。

「企画員」です。

今朝もいつもどおり地元紙(三陸新報)を読んでいたら、以下の記事が

掲載されていました。




市観光課の話では、平成26年度(11月末現在)は78校4,189人の生徒さん

達が気仙沼市を訪問したそうです。

来年3月までに300人以上の予約が入っており過去最高に達しそうとのことだそう

です。

ただ、3分の2が「通過型旅行」ということで、今後は「宿泊型旅行」を増やしていく事

が来シーズンに向けての課題になっているそうです。

市観光課では「関係団体と連携を強め、防災学習と体験学習を組み合わせたメニュー

を充実させるなどし、宿泊型旅行を増やしていきたい」と話しているそうです。





以上です。




2014年12月25日木曜日

教育旅行新メニュー?(となるかも・・・)

今日の気仙沼市は天気は良いですが

寒いです・・・。




(気仙沼市魚市場屋上より撮影)


皆さんこんにちは。

「企画員」です。

朝食を食べながら新聞(三陸新報)を読んでいたら、1面に以下の記事が

掲載されていました。





サンマ水揚げ「本州1番が確定」!!

先日、「生鮮カツオの水揚げが18年連続日本一」ほぼ確定という記事を

ご紹介させていただきました。

漁業・水産業の街と言われている気仙沼市としてはうれしいニュースです。





教育旅行の受入メニューのひとつとして「観光ボランティアガイドによる魚市場

見学コース」というものがありまして、今年気仙沼市を訪問した学校様の中にも

魚市場見学を行程に取り入れたところもあります。





気仙沼市魚市場ですがこれから数年をかけて既存の建物の西側(南側?)

に新しく建物を増築する予定となっているそうです。

さらに、魚市場と海の市の間の通路に防潮堤の設置、周辺道路の整備・・・

などなど魚市場周辺は大きく様変わりしていくようです。



新建物についても、一般のお客様が見学できるようなスペースも設けられる

こととなっているようで今までの魚市場見学と少し違った形で見学できるように

なるのではないでしょうか。




話は変わり、最近これは教育旅行の新メニューになるかもしれない・・・

と思った体験についてのご紹介です。

気仙沼市の観光は当協会(気仙沼観光コンベンション協会)だけではなく

色々な組織・団体が携わってすすめています。


その中で、「一般のツアー向けのメニュープラン」を作成する会議が行なわれ

そこに参加させていただきました。

そのプランの中にはもちろん魚市場見学も入っていますが、その他には水産関係の

職場(工場)見学もあります。

今までのメニューでは水揚げの様子を見て説明を受けるという形でしたが、水揚げ

された魚が出荷されるまでどのような職業の方々がどのように係わっているのか

までは分かりにくいところがありました。

今回の会議の中でその一部ですが、見学・体験させていただくことができました。





まず最初にお伺いしたのが「氷屋さん」、水揚げされた魚を新鮮なまま遠くへ

配送するときにはかかせないものです。





その次は「箱屋さん」。

新鮮な魚、氷があっても魚と氷を入れる箱がなければ遠くへ配送できませんね。

ここでは、箱を持ち上げる体験をさせていただきました。

ベテランになると10段以上は持ち上げて運べるようになるようです。

(やってみると以外に難しく、そして楽しいです。)



その後、もう1社を見学させていただいたのですが私は残念ながら別件があった

ので行けませんでした・・・。





魚の水揚げと配送等周辺の産業についても学ぶ機会を生徒さん達に提供できる

ようになれば、水産業に対する理解もいっそう深まっていくのではないでしょうか。



※教育旅行メニューとして提示できるまでには色々とクリアしていかなければ

ならない問題もあり具体的に何年後ということではないですが、実現できれば

いいなと思います。


個人的に楽しみです。

2014年12月22日月曜日

神戸市立科学技術高等学校 様

今日の気仙沼市は天気はいいですが

とても寒いです。


(気仙沼市魚市場屋上より撮影)



皆さんこんにちは。

「企画員」です。

今回は12月20日(土)の「神戸市立科学技術高等学校」様の

受入の様子のご紹介です。


皆さんは午前中は気仙沼市にある赤岩児童館にて活動した後に

語り部をご利用いたしました。

本日の語り部は「尾形 幹男」さんです。






尾形さんは東北電力関係のお仕事をしていたので、津波の高さを

説明する際には近くの電柱を目安にして説明しています。

「でんちゅうは約16mの長さで、地中には約3分の1を埋める事に

 なっているので・・・」など、分かりやすく説明しています。




こちらは鹿折地区の「見学台」です。




鹿折地区は気仙沼湾の一番奥にある地区で、「第十八共徳丸」が

あった場所です。

現在はかさ上げ工事が行なわれています。





JR大船渡線の気仙沼駅から鹿折唐桑駅の間もBRT用に線路を撤去し

舗装工事がおこなわれています。



引率の方とお話する機会があったのですが、「やはり来てみないとわからない」

とおっしゃっていました。


報道される機会が減り、中には「復興したかと思っていた」とお話するお客様も

いらっしゃいます。



阪神淡路大震災から間もなく20年ですね。


震災から20年後の三陸沿岸はどのように変わっているのでしょうか・・・。



 


 

2014年12月19日金曜日

震災遺構の保存について(続き)

今日も気仙沼市はとても寒いです。



(気仙沼市魚市場屋上から撮影)




皆さんこんにちは。

「企画員」です。

前回のブログで震災遺構について県の有識者会議で保存の是非について

結果がでるということをお伝えいたしましたが、本日の地元紙(三陸新報)に

記事が掲載されていました。






結果として南三陸町の「防災対策庁舎」は「保存すべき価値がある」

気仙沼向洋高校は「保存する意義は認められる」と評価されたそうです。



自分は勉強不足で「保存するか否か」の話なのかと思っていたら、

「価値がある」、「意義は認められる」と保存したほうが良いという方向では

あるようですが、今後どうなっていくのでしょうか・・・。


引き続き見守っていきたいと思います。




前回と今回の2回にわたり「震災遺構の保存について」というテーマで

ブログをアップしてきましたが、教育旅行等で三陸沿岸を訪れ実際に

「気仙沼向洋高校」「防災対策庁舎」等をご覧になった生徒さん達に

もう一度思い出してほしいという気持ちでアップさせていただきました。



「保存か否か」は非常にデリケートな問題なので、地元の方々を交えて

十分な議論が行われることを個人的に望みます。





おまけ

もう一つ以下の記事が掲載されていましたのでご紹介します。






気仙沼市は生鮮カツオの水揚げが18年連続で日本一になる見込みと

なっているようです。


明るい話題ですね。





2014年12月18日木曜日

震災遺構の保存について・・・

皆さんこんにちは。

「企画員」です。

今年は例年以上に大雪に関するニュースが多いですね。

気仙沼市は今日も雪が降っています。


(気仙沼市魚市場屋上から撮影)




今朝いつものように地元紙(三陸新報)を読んでいたら、震災遺構に

ついての記事が掲載されていました。



まず始めはご存知の方も多い階上(はしかみ)にある「龍の松」

について。


(今年も龍の松を沢山の生徒さん達が見学なさいました。)





松の保存といえば陸前高田市の「奇跡の一本松」を思い浮かべる方々が

多いかと思います。

保存の方法については一本松と同じ技術を使うのか

それとも別の方法かはまだ不明ですが早急に保存処理が必要なようです。






続いては、同じ階上(はしかみ)にある「気仙沼向洋高校」の旧校舎と

南三陸町にある「防災対策庁舎」についてです。





宮城県の震災遺構有識者会議で保存の是非が最終決定されるとのことです。




(震災から数ヵ月後の向洋高校)






(数ヶ月前の向洋高校)


現在、向洋高校の生徒さん達は気仙沼高校の第二グランドにある仮校舎にて

勉強しています。

1日でも早く新しい校舎で勉強ができるようになってほしいです。



向洋高校については、校庭に付近をかさ上げする為の土が保管されることに

なっています。

(イメージ的には校庭全体が10m位の高さになる感じだそうです。)


保存という結果になったとしても実際に見学できる様になるのはまだ先のこと

となりそうです。




南三陸町の防災対策庁舎については、色々な方々が色々な思いで議論を

重ねているところのようです。





「向洋高校」「防災対策庁舎」、どのような結果となるかは見守るしかないの

ですが、大事なのは結果を基に今後どうするかということなんでしょうね。

2014年12月17日水曜日

震災を知り、サメを知り、お買い物もできる施設(海の市)

気仙沼は本日「雪」。

皆さん、こんにちは。

「企画員」です。


突然ですが最近、お客様から「12~1月に気仙沼市へ行くのだけれど雪は

降りますか?」というお電話での問い合わせをいただくことも多くなって

きました・・・。

車でお越しの予定の皆様はスタッドレスタイヤに交換してからいらっしゃって

下さいね。


今回は、今年の教育旅行等で皆さんが立ち寄ることも多かった施設

「海の市」のご紹介です。




こちらが東側。

バス等の駐車場は

こちら側です。







こちらが西側。

現在、夜になると

ライトアップします。

(ライトアップすると
 サメに見えるんですよ)






1階はお買い物コーナー















そして2階は




気仙沼市観光サービスセンター
(気仙沼観光コンベンション協会はこちらです)






シャークミュージアム(入口)




シャークミュージアム内は大きく分けると「震災について」「気仙沼の漁業」

「サメについて」の3つに分かれています。


詳しい内容についてはこちらをご参照ください。



シャークミュージアム内にはミニシアターがあり、そこでは震災から復興へ

向けてがんばっている気仙沼の人達の様子等が上映されています。

心に響く内容となっていますので、海の市を訪問した際はぜひご覧下さい。

おすすめです。



ちなみに年末は12月31日まで営業、年始は1月2日からの営業となる

ようです。


年末年始にかけて気仙沼市を訪問する予定の方(帰省も含む)はぜひ

お立ち寄り下さい。

我々も海の市2階の「観光サービスセンター」でお待ちしております。

2014年12月10日水曜日

おめでとうございます!!(リアス・アーク美術館)※追記あり


皆さん、こんにちは。

「企画員」です。

早いもので今年もあと1カ月をきりました・・・。

年齢を重ねていくにつれてどんどん時間の経過が早く感じる

今日この頃・・・。


時間の経過が早く感じる分、逆に遅く感じる「復興」。

でも、着実に復興に向けて作業は行なわれています。

(作業に携わっている皆様、お疲れ様です。)


今週末は「衆議院議員総選挙」がありますね。

選挙については色々なご意見があるかと思いますが、選挙権

という「権利」ですので、投票所へ投票に行きましょう!!


話は脱線してしまいましたが、朝食を取りながら新聞(三陸新報)

を読んでいたら、「リアス・アーク美術館」について以下の記事が

掲載されていました。






教育旅行等で気仙沼市を訪問する学校様の行程の中にも「リアス・アーク

美術館」見学はぜひ組み込んでいただければと思います。


リアス・アーク美術館のHPはこちら


ちなみに気仙沼市魚市場からは車で約15分ほどです。



決して忘れてはいけないもの、将来に向けて伝えなければいけないことが

ここにはあります。


※追記

  リアス・アーク美術館は12月28日(日)~1月20日(火)までメンテナンス

  の為、閉館となるそうです。